thinkbook 13sのバッテリーはなぜ完全放電してしまったのか(1)
問題編:
「シャットダウンしたのに、thinkbook 13sのバッテリーはなぜ完全に放電し、起動できなくなってしまったのか」との疑問を思いつつ、色々と調べました。シャットダウンして7日ほど放置しましたが、60%の残容量(31,090mWh相当)があったはずなので、完全放電になるのは不自然です。そのため、下記の項目を無効にして状況を確認して行こうと考えています。
- 高速スタートアップ
- Charge in battery mode
- Always on USB
高速スタートアップはWindowsの起動時間を短縮するための機能です。シャットダウンする時にWindowsシステムの状態をハードディスクまたはSSDに保存し、次回起動時にその状態データをロードすることで起動の高速化を図ります。仕組みから考えると、シャットダウンする際、多少の時間がかかりますが、その後は電源が切れますので、これが原因に完全放電になることは考えにくいです。とりあえず、無効にして試してみま す。
Charge in battery modeはPCがOFFの状態でも内蔵バッテリーからUSBデバイスに給電または充電できるようにする機能です。直観的にこれはバッテリーの放電と関係あるではないかと考えています。
Always on USBはPCがOFFの状態でもUSBポートからUSBデバイスを充電することができるようにする機能です。インターネットで調べた限り、この機能自体はバッテリーの電力を消費することはないらしいですが、一応確認してみます。
総じて、上記の三つ機能を無効にしてバッテリーを61%容量まで充電し、Windowsのバッテリーレポート機能を用いてレポートを生成しました。そして、Windowsをシャットダウンして明日に再度バッテリーの状態を確認してみようかなぁ~。
ちなみに、バッテリーレポートを生成する際は、管理者権限でcmdコンソールを起動し、powercfg /batteryreport /output C:\battery_report.html とのコマンドを実行します。
続きは
thinkbook 13sのバッテリーはなぜ完全放電してしまったのか(2) - 在日IT民工ウィルソンの日々
【参考資料】