PCの時計とインターネットとのお話
友達から聞いたお話だが、2台のPCの時刻を合わせた後に、それぞれインターネットに接続せずに放置したら、どうなるだろう。答えは2台のPCの時間がずれてしまうことだ。
PCの時刻は合わせたのに、なぜ1日経つだけでずれてしまうのか。原因はPCに内蔵されている水晶との部品である。水晶はPCのCPUや回路などに対してクロックを提供する。時計もこの水晶を活用するのだが、品質にばらつきがあり、個体によっては性能の差異が存在する。詳細については、下記の記事をご参照!
上記の問題を解決し、正確な時間を取得するため、WindowsなどのOSはインターネット上のNTPサーバから時刻を取得・補正できるように実装されている。Windows 10、Windows 11の設定方法は以下をご参考。
今、殆どの家庭では、PCはインターネットに接続しており、普段時刻は自動的に同期されているので、この問題に気付くことがなかったと思う。実は携帯も同じだが...…
ドレッシングは”爆発”!!!
一ヶ月ぐらい前で業務スーパーで買った「銀の胡麻ドレッシング」を開けたら、”爆発”した。”爆発”って言い過ぎたかもしれないが、中のドレッシング液は飛び出して、あちこち飛び散り、顔にもついてしまった。その後、温泉の湯口のようにドレッシング液は続々涌き出し、止まる気配が見られなかった。
なかなか止まらないので、ドレッシング容器を丸ごとボウルに入れて放置。最終的に、”涌きドレッシング”が止んだ際、ドレッシングの3分の2しか残ってなかった。
このドレッシングはどうしただろう。気になってネット上で調べてみた。そして、下記のページの通り、「「銀の胡麻ドレッシング 一部PETボトル容器外観膨張」 回収&返金」とのお知らせがあった。リコール対象商品のLotではないが、賞味期限が近いことから、同一時期に生産されたものと思われる。
不安なので、問題のドレッシングを業務スーパーに持ち込んで返金してもらった。店長さんは何度も謝ってくれた。これも一種の”日本品質”だと思った。なお、リコール製品の問題原因はまだはっきりわかってないようで早期の究明に努めてほしい!
Windowsにおける自動化操作
2週間ぶりのブログになります。今日のテーマはWindowsにおける自動化操作です。
日常業務では、定常化作業がたくさんあります。全部手動でやっていくと、大変時間がかかります。もし、そのような定常作業を自動化できれば、効率よく仕事ができます。
今日はWindows11に搭載されているPower automate desktopというアプリを使って自動検索とのタスクを実現してみたいと思います。以下は今回のメモになります。
(1)Power automate desktopを起動します。
(2)新しいフローを作成します。
(3)新しいフローの設計を以下のようにします。
- Edgeブラウザを起動し、www.bing.comを開く
- 検索テキストボックスにNewsを入力する
- 2秒待つ
- Enterキーを入力して検索を行う
(4)実装になります。
- Edgeブラウザを起動し、www.bing.comを開く
- 検索テキストボックスにNewsを入力する
- 2秒待つ
- Enterキーを入力して検索を行う
(5)これで実装は完了です。フローを保存して実行すれば、動作を確認できます。
これをベースにLoopや検索内容の変数などを追加することで複数回の異なった内容の検索を実現できます。詳細は割愛します。
今日はPower automate desktopを用いてWindowsにおける自動化操作をやってみました。正直、予想外に難しかったです。慣れは必要......
Windows画面録画ソフト「ScreenToGif」
Windowsの操作を録画し、録画した映像をそのままブログにアップロードしたいけど、通常の動画だと、はてなブログに直接にアップロードできない。まず動画をYoutubeなどの動画サイトにアップロードし、その後動画のURLをはてなブログに貼り付けることで対応できる。例えば、Windows11のキャップチャソフトXbox Game barと編集ソフトMicrosoft ClipChampとの組み合わせは一つのソリューションだ、正直に言って面倒!!操作が難しいし、処理も遅い……
そこでいろいろ試行錯誤、「ScreenToGif」で成功した。紹介記事はこれだ↓
録画方法は下記の通り。
- ScreenToGifを起動する
- 「レコーダー」をクリックする
「レコーダー」がクリックされると、録画フレームが表示される。
- 録画フレームを録画領域にオーバーラップする
- 録画フレームの右下の「録画」ボタンをクリックし、録画を行う。
- 録画フレームの右下の「停止」ボタンをクリックし、録画を終了する。
- 録画完了後、編集なども可能だが、手順を省略する。Gifを保存するには、画面左上の「ファイル」タッブをクリックし、サブメニュー内の「名前を付けて保存」をクリックするとのこと!簡単!!
以下は今日の作品!!!SLファンはたまらないと思う(笑)。
Linuxでよく使う重要コマンドの由来
今週もLinuxのコマンドを勉強するため、ネット上で下記の記事を参考した。
30個のコマンドの英語の由来について、気になったので、調べた。メモしておく。
Linuxコマンド1:cd
change directory
Linuxコマンド2:ls
list segments
Linuxコマンド3:man
manual
Linuxコマンド4:cat
concatenate
Linuxコマンド5:mkdir
make directory
Linuxコマンド6:chmod
change mode
Linuxコマンド7:rmdir
remove directory
Linuxコマンド8:touch
touch
Linuxコマンド9:locate / find
locate / find
Linuxコマンド10:clear
clear
Linuxコマンド11:rm
remove
Linuxコマンド12:mv
move
Linuxコマンド14:echo
echo
Linuxコマンド15:free
free
Linuxコマンド16:groups
groups
Linuxコマンド17:head
head
Linuxコマンド19:passwd
password
Linuxコマンド21:alias
alias
Linuxコマンド22:zip
zip(多分)
Linuxコマンド23:dd
dataset definition
Linuxコマンド24:chown
change owner
Linuxコマンド25:sudo
superuser do
Linuxコマンド26:cal
calendar
Linuxコマンド27:bc
basic calculator
Linuxコマンド29:df
disk free
また、調べるうちに、下記記事を見つけた(笑)。ご参考までに!
Linuxでのテキストファイルを簡単に作成する
最近、Ubuntu関連の仕事が増えて来たため、ターミナルでテキストファイルを扱うことが多くなって来た。ここでよく利用するテキストファイル関連機能をまとめてみる。
- touch コマンド
touchは空テキストファイルを作成できる。使用方法も簡単で、
touch テキストファイル名
との感じ。覚えやすい!!!
- cat コマンド
もちろん、catを使用しても空テキストファイルを作成できる。それだけではなく、テキストファイルの作成と同時に内容を追加することもできる。例えば、
cat > colors.txt
Red
Green
Yellow
を入力して、最後にctrl + Dを入力すれば、colors.txtとのファイルを作成できる。colors.txtには、Red、Green、Yellowの三行の文字列が記録される。さらに、下記のコマンドでcolors.txtの最後にBlueを追記することができる。
cat >> colors.txt
Blue
- echo コマンド
catコマンドと似たように、echoはリダイレクトション演算子>、>>と組み合わせることで、テキストファイルを作成・追記できる。catコマンドで紹介した例をechoで実現するには、下記のコマンドとなる。
echo -e "Red\nGreen\nYellow" > colors1.txt
echo "Blue" >> colors1.txt
上記のコマンドでは、-eオプションは”改行を表示する”とのことで、文字列には”\n”改行コードを明記する必要がある。
当然、touch、cat、echo以外に、テキストファイルの作成方法はたくさんある。vi はそのうちの一つだ。ただし、viを利用するには様々な操作を覚えないといけないので、初心者の場合は慣れるには時間がかかる。
パスワードとDOSコマンドのおはなし
IT化の社会では、パスワードの設定の複雑さが要求される。ただし、2023年の日本では、その意識は依然に低い。一部のITシステムでは、パスワードの複雑さより、そのところで働くお客様の便利性が強く求められているため、未だに「123456」などの優しいパスワードが活用されている。これはお客様第一、IT後進国日本の現実!!!マイナンバーカード問題のお話も連想させられる......
Nord Securityが調査した2022年日本でよく使われているパスワードのランキング
1位 「123456」(1210回)
2位 「password」(926回)
3位 「1234」(921回)
4位 「12345678」(562回)
5位 「akubisa2020」(438回)
6位 「xxxxxx」(406回)
7位 「sakura」(355回)
8位 「303030」(295回)
9位 「12345」(270回)
10位 「123456789」(247回)
ソフトウェア試験のため、試験環境を構築することになった。Windowsのユーザパスワードを優しいものに変更しなければならなかった。ただし、会社PCでは、Windowsポリシーに適用されており、8文字以上が要求されるようになっていた。この設定はWindowsのローカルセキュリティポリシー設定画面では「パスワードの長さ」が変更できなくなっていた。
エンジニアにとって、優しいパスワードは時には敵だ!!!今回のことは一つの事例。多くのITシステムでは、10年、20年前のままだ。ただし、開発者側では、その当時の開発環境を維持するのは年々難しくなってきている。この現実を思い出したら悲しくなる!!!
「パスワードの長さ」のお話に戻るが、いろいろ調べたら、下記の記事を見つけた。GUIで解決できないものはCUIでやってみよう。
管理者権限でコマンドプロンプトを開き、下記のコマンドを実行したら......
net accounts /minpwlen:0
「パスワードの長さ」を0に変更できた。ロマンスが感じる。DOSコマンドって古いイメージだけど、強力で凄い。これからも活用していきたいと思う。
【メモ】
Windows Serverで遊ぼう | 複雑さの要件を満たす必要があるパスワードを無効にする