Linuxでのテキストファイルを簡単に作成する
最近、Ubuntu関連の仕事が増えて来たため、ターミナルでテキストファイルを扱うことが多くなって来た。ここでよく利用するテキストファイル関連機能をまとめてみる。
- touch コマンド
touchは空テキストファイルを作成できる。使用方法も簡単で、
touch テキストファイル名
との感じ。覚えやすい!!!
- cat コマンド
もちろん、catを使用しても空テキストファイルを作成できる。それだけではなく、テキストファイルの作成と同時に内容を追加することもできる。例えば、
cat > colors.txt
Red
Green
Yellow
を入力して、最後にctrl + Dを入力すれば、colors.txtとのファイルを作成できる。colors.txtには、Red、Green、Yellowの三行の文字列が記録される。さらに、下記のコマンドでcolors.txtの最後にBlueを追記することができる。
cat >> colors.txt
Blue
- echo コマンド
catコマンドと似たように、echoはリダイレクトション演算子>、>>と組み合わせることで、テキストファイルを作成・追記できる。catコマンドで紹介した例をechoで実現するには、下記のコマンドとなる。
echo -e "Red\nGreen\nYellow" > colors1.txt
echo "Blue" >> colors1.txt
上記のコマンドでは、-eオプションは”改行を表示する”とのことで、文字列には”\n”改行コードを明記する必要がある。
当然、touch、cat、echo以外に、テキストファイルの作成方法はたくさんある。vi はそのうちの一つだ。ただし、viを利用するには様々な操作を覚えないといけないので、初心者の場合は慣れるには時間がかかる。