IT民工ウィルソンの日々

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VirtualBoxのUnattended installation機能の利用は慎重に

最新版VirtualBox(2023年10月現在はVer.7.0.10)では、Unattended installation機能が用意されている。

仮想マシンの新規作成画面

Unattended installation機能とは、VirtualBoxが自動的に仮想マシンをインストールしてくれる機能だ。Ubuntu 22.04仮想マシンを作成したい場合、この機能を利用できる。インストール案内画面に従い、ユーザ名とパスワードを事前に入力すれば、その後のインストール手順はVirtualBoxが勝手にやってくれる。正直言って、便利!!!

ユーザとパスワードの入力画面

ただし、落とし穴がある。しかも意外なところで、何だと思う?

答えはキーボードと言語!!!Unattended installation機能を利用してUbuntu 22.04をインストールした場合、キーボードタイプは英語キーボードレイアウト(日本語キーボードではなく)、言語は英語と設定される。こうなると、日本語キーボードのキーレイアウトは英語キーボートと違うので、Ubuntuのターミナルでコマンドの入力やviの編集はすごく面倒になる。viでキーボードの設定を変更したくても、Escキーを入力できないので、設定ファイルの内容を保存できない、大変!!!

Ubuntuインストール後のキーボード設定

なので、日本語キーボード利用中の方は、VirtuanBoxのUnattended installation機能を利用する際は、要注意!!!

 

【メモ】

VirtualBoxCUIを用いてUbuntu仮想マシンにログイン方法

ログインGUIでCtrl+Alt+F3(場合によっては+Fn)を押下し、CUIログイン画面を表示させてログインを行う。

 

Ubuntuでキーボード設定の変更

 

Ubuntu(VirtualBox)でターミナルが起動しない